数多の葉残らず目に見え候
2009年 09月 15日
一本の木に向うて、其中の赤き葉一つを見て居れば、残りの葉は見えぬなり。葉一つに眼をかけずして、一本の木に何心もなく打ち向ひ候へば、数多の葉残らず目に見え候。
(沢庵著『不動智神妙録』)
by koharu65
| 2009-09-15 22:21
| 抜粋
過去を振り返れば羞恥心に苛まれ、未来を想像すれば不安に襲われる。ただ道を踏み外さないように、足元だけを見つめて一歩一歩進むのが精一杯。だからせめて足跡を残そう。
2009年 09月 15日
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