過去を振り返れば羞恥心に苛まれ、未来を想像すれば不安に襲われる。ただ道を踏み外さないように、足元だけを見つめて一歩一歩進むのが精一杯。だからせめて足跡を残そう。


by koharu65

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我おもう、ゆえに・・・


僕はかんがえる
僕は僕であって僕でないようだ
僕が僕でないとすると
だれが僕で、僕はだれだろう

僕はおもう
僕は僕でないようで僕であるようだ
僕は僕であって
僕いがいのだれも僕ではない

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by koharu65 | 2009-04-26 17:11 |

それ


十四のときに、それが僕の体の中にあることを知った
十四のときは、自分の体に自分でない物が入り込んでることに
耐えられなくて、それが体の中のあちこちを移動するので、
頭やら胸やら腹やら、やたらと切り裂きたくなった
それが頭にいるときは、頭ががんがん痛くなる
それが胸に入ると、胸がぎゅっと苦しくなる
それが腹に来ると、腹痛にのたうちまわる
そのたびに、ナイフで頭を、胸を、腹を切り裂いて、手をつっこんで、
それをつかみ出したかった
でも生きていたいという気持ちがその欲求を押し留めた
そのうちにだんだんと慣れてきた、異物が異物として僕の中にあることに
なんでも長いこと続けば、それがフツウの状態になるものだ
二十のときに、それは母が僕の体に植えつけたものだと知った
知ったからといってどうにかなるものでもない
恨みもしないし、感謝もしない
あいかわらずそれは僕の中にある
今でもときどきそれは僕の頭や胸や腹を刺激するが、
生活上特に大きな支障はないので、しかたがない
受け入れるしかないと、あきらめている

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by koharu65 | 2009-04-24 10:58 |

愛情と平和

 愛情を失うと感情が冷たくなる。
 感情が冷たくなると、表面的には優しくなれる。
 なみだや憎しみがあるほうが、まだマシだろうか?
 それとも、平和と安定を尊ぶべきか。
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by koharu65 | 2009-04-23 10:29 | 雑感
 4月18日、香港のアクションスター、ジャッキーチェンが中国・海南島で開かれている「 ボアオ(博鰲)アジアフォーラム」において、記者団から文化活動の自由について問われ、「中国人は管理される必要がある」と発言し、物議を醸している。
 メディアは彼の一部の言葉を切り取り政治と結びつけてセンセーショナルに煽っているが、発言の場や前後の内容をみると、特に過激な内容でもなく、一般的な意見を述べているにすぎないように思った。
 原文を訳すと次のようになる。

「私にもよくわかりません。自由があるほうがいいのか、自由がないほうがいいのか。今はわからなくなっています。自由すぎると今の香港のようになってしまう。めちゃくちゃだ。また、台湾のようになる。めちゃくちゃ。だから、私は私たち中国人にはそもそも管理が必要なのだと思うようになったのです。」
(笑いと拍手)
 「もし管理しないと、自由にすると、私たちはつまり“したい放題”ということになってしまいます。」

 この後、彼は、シンガポールでチューインガムの持ち込みが禁止されている例を挙げる。法律で禁止しないと多くの人は噛んだガムを平気で道に捨てたり、椅子の上に置いたりする。アメリカや日本と違って自重することをしない、と言う。

 つまり、彼が言いたかったのは、法と道徳の問題であろう。

 また前提となるのは、これが中国での映画の検閲についての質問に対する答えであるということ。つまり、質問には暗に、検閲によって自由が制限されているということをどう思うかという意味が含まれていて、そういう検閲の持つ制限に対するエクスキューズ(言い訳)として上の回答があるということを考えなければならない。
 このボアオアジアフォーラムは、毎年中国の海南島で行われていることからもわかるように、中国政府の主導により誕生した国際会議である。そういう“場”で、娯楽映画を作る映画関係者がマーケットのことも視野に入れれば、検閲の是非についてある程度肯定の立場で物を言うのは当然かとも思う。
 ちなみに、この発言の前後で、彼は、我々は(中国は)長い歴史を持っているが国家としてはまだ数十年と若いのだから学ばなければならないことがたくさんある、これから中国はどんどん変化していく、それぞれの国にはそれぞれの制度があるのだ、とも言っている。これもおそらく、自由の制限について、急激に開放を要求されることへの言い訳だと感じた。

 これと同時に、メディアでは彼の「中国製のテレビは爆発するかもしれない」という発言を取り上げている。始め切り取られた言葉だけを見たときは、一方で台湾や香港の自由を批判し、一方で大陸の製品の品質を批判することで、いったい何を伝えようとしたのか、さっぱりわからなかった。だが、全体を見てみると論理が通っているのがわかる。

「もし私がテレビを買うなら絶対に日本製を買うよ。中国製は爆発するかもしれないから。中国の多くのメーカーは信用を失っている。たくさんの小さなメーカーが大メーカーに影響を及ぼしているんだ。粉ミルクのことだって、みんな…、ある種の…、ああ上手く言えないな…。」

 このあたりはかなり感情的になって怒り心頭という調子で言葉につまっているが、これと同じ怒りはおそらく粉ミルク事件で多くの中国人が感じたことだ。前者と同様に、中国人の道徳心や倫理観を問題にしている。

 全体として言わんとするところををまとめると、「中国では映画の検閲など自由に対して規制がある。しかし、改革開放からまもない今の時点では、いまだ自主的な道徳心が養われていない中国人を見ると、果たして自由にしてしまうのがいいのかどうか、私にはわからなくなってしまった。中国はまだまだこれから学ばなければならないし、学んでいる最中だ」、ということだと思う。

 それに対して、発言の一部が切り取られ、特に台湾からここまで大きな非難を浴びるのは、そもそも彼と台湾との関係に確執があるからで、彼は過去に台湾の政権をちゃかして数年間締め出しを食ったことがある。今回もわざわざ台湾を引き合いに出す必要もなかっただろうに、機を窺っていた台湾のマスコミに、不覚にも格好の攻撃のチャンスを与えた形となってしまったようだ。
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by koharu65 | 2009-04-22 20:14 | 中国・中国語
 昨日見た夢の一部。
 私は女性ばかりのあるグループに所属している。皆、ゆったりとした白いワンピースを着ている。グループには皆を支配しているリーダーがいて、彼女は太っていて、車椅子に乗っている。私は彼女が憎くて憎くて仕方がない。彼女の支配から抜け出したい。
 それで意を決して、20cm四方ほどのコンクリートの塊に鉄の棒が刺さったものを振り上げ、車椅子の彼女に襲い掛かる。けれど、重いコンクリートを何度思いっきり振り下ろしても、手ごたえがない。コンクリートの衝撃は、振り下ろされる過程でどこかに吸収されてしまっているようだ。彼女は血を流してはいるが、致命的な打撃にならない。
 私はだんだん恐ろしくなった。始めた以上は徹底的にやらなければならない。さもなければ後が怖い。けれどどうしても彼女をやっつけることができないので、とりあえず手をつぶして車椅子のタイヤを回すことができなくなれば、少なくとも私を追えないだろうと思って、手を狙う。凶器を振り下ろすごとに彼女の手や腕に血の筋が増えるが、それでも彼女は平然としている。
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by koharu65 | 2009-04-21 20:57 | 夢の話

男と女、どっちが得か

 「男と女とどっちが得だと思う?」と、男性に聞くと、「女」と答える。ところが同じ人に「生まれ変わったら男と女、どっちに生まれたい?」と聞くと、「男」と言う。
 男性から見れば、少なくとも今の日本の社会では女の方が楽そうに見える。けれど、男の方が“生き甲斐”があると思ってる。
 女性の立場から言えば、楽な地位に甘んじるということが実はどんなに「楽じゃない」かということを言いたいのだけれども、それを説明するのはとても難しい。「得」や「楽」と引き換えに「イニシアティブ」を明け渡しているのではないかと漠然と思う。
 女の方が得だし楽そうだけど、より大変な男としての人生のほうがいいと、そう思わせる男というものを、来世にはぜひ経験してみたいものである。
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by koharu65 | 2009-04-20 20:54 | 雑感

『Dr.』 – 安室奈美恵

 最近一番お気に入りの曲。



 もし時を遡ってやり直すことができたなら、と考えてみた。
 中学、高校、大学、就職、結婚、節目節目にもし違う選択をしていたならば、どんな人生になっていただろう?
 けれど、具体的な環境は違っても、やっぱり同じかもしれない。
 私は私。本質はそう大きく変わらないという気がする。
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by koharu65 | 2009-04-18 13:41 | 音楽
 ねぶさんのブログ(ねぶろぐ~詩と競馬とたまにウツ~)にコメントを書き込もうとしたら禁止ワードに引っかかって送信できませんでした。そこで、こちらに載せます。

 ねぶさんと同様、私も1万2千円じゃあ配ってもたいしたことないのに…、と思っていました。
 しかし、私の妹家族は夫婦と子供二人で、家族単位で計算すると6万4千円も受け取ることになります。さらに、たまたま同時に支給される子育て応援特別手当(3万6千円)の条件に当てはまっているので、合計すると9万9千円!これは結構な金額です。助かる、と大喜びです。
 それがそのまま消費に回るかどうか(教育費や貯蓄に回る可能性が高い)は疑問ですが、18歳以下の子どもが数人いる家庭にとっては実際に大きな支援となっているのではないでしょうか。
 だからといって、給付金に賛成というわけではありません。政策も何もない「ばらまき」に過ぎないと思うので。
 子どものいる家庭とお年寄りを重んじるというのは、年収別の給付より、政府の人気や選挙の票につながりやすいということなのかもしれません。先に書いたように、給付金が実際に大きな支援となる家庭もありますが、基本的にこの給付金はなるべく多数の国民をなんとなく気分的に喜ばせ、ちょっとだけ得したような空気を醸しだすことが目的なんじゃないかという気がします。
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by koharu65 | 2009-04-15 14:42 | 雑感

富士と桜

 先日、桜だ、花見だ、とたいそうに桜を崇めることもない、などと勝手な批評をしたその舌の根も乾かぬうちに、霊峰富士の麓に桜見物(兼お墓参り)に行って来ました。
 ソメイヨシノはひとつの蕾もなく全ての花びらが咲ききり、もうあと一歩で桜吹雪というこれ以上はない完璧な満開のタイミングでした。さらに、ふじざくら、枝垂桜と様々な桜や、ピンクの深山つつじ、黄色のレンギョウ、赤い椿、白のこぶし等等、まさしく百花繚乱。てんこ盛りの桜と春を存分に味わった一日でした。眼福、眼福!

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 場所は富士霊園。この時期はここに眠る方々も、花見客がうるさくてさぞかしわずらわしく思っていらっしゃることでしょう。それとも、冬はほとんど訪れる人がいないそうだから、久々の生命の喧騒に囲まれて喜んでいるかしら?
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by koharu65 | 2009-04-13 11:14 | 花の写真

気になる言葉

 「シングルマザー」、私はこの言葉は「未婚の母」をいうのだと思っていた。ところが最近の使い方を見ていると、離婚や死別によって女手ひとつで子供を育てていることを指すようだ。
 言葉というものは変遷するもので、それはいっこうに構わないのだが、もっとゆるやかに徐々に変化するものだと思っていた。知らぬ間に突然一つの単語が指し示す意味が世間と自分の間でずれていることに気付いて、大変驚いた。

 もうひとつは「飛翔体」。
 新聞などの活字メディアでは「飛翔体」を使っているが、テレビのしゃべるメディアなどでは、ミサイル、ミサイル、と呼んでいるので、これが日本政府としての正式呼称なのだなと推察し、てっきり公式見解ではミサイルとも人工衛星とも言えないので苦し紛れに「飛翔体」という言葉をひねり出したのだと思っていた。
 ところが調べてみると、「(誘導)飛翔体」というのは「ミサイル」の日本語なのである。航空軍事用語辞典を見ると、「ミサイル」とは「『飛翔体』すなわち『飛び道具』」である、と説明されている。むむむむ…。カタカナを漢字に置き換えただけなのか…。それでは、一般的にイメージしやすい「ミサイル」という呼称でいいんじゃないだろうか。なにゆえに「飛翔体」などと呼ぶのだろう?
 素人の私などは、「飛翔体」と聞くと、未確認飛行物体(UFO)のようなものを連想してしまう。

 (「飛翔体」と呼んでいたのは発射前後だけで、現在は新聞等の活字メディアでも「ミサイル」という呼称が普通で「飛翔体」を見かけなくなった。)
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by koharu65 | 2009-04-11 14:49 | 雑感