過去を振り返れば羞恥心に苛まれ、未来を想像すれば不安に襲われる。ただ道を踏み外さないように、足元だけを見つめて一歩一歩進むのが精一杯。だからせめて足跡を残そう。


by koharu65

<   2011年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

革命の必然性

 24日の朝日新聞に次のような記事があった。

-------------------
 中国の民主化を求めて20日に呼びかけられた「中国茉莉花(ジャスミン)革命」で、米国のハンツマン駐中国大使が北京の呼びかけ現場にいたことが話題になっている。現場での画像などが中国のネット上に流れ、反米的なネット世論は、米国がデモなどをけしかけていると批判。米国大使館は「偶然だ」と反論している。
 画像を公開したのは、反米的な書き込みが多い「四月青年論壇」など。デモの呼びかけがあった北京の繁華街、王府井で20日午後、多数の群集の中にサングラス姿の大使が映っている。大使は「あなたは中国の混乱を望むのか」と現場で質問され、「ありえない」と否定したという。米国大使館のスポークスマンは「家族と一緒に外出していて、偶然に現場に出くわした」と朝日新聞に語った。ただ、ネット上には「何やらうれしそうだ」「中国から出て行け」といった反発の声が書き込まれている。
-------------------

 これを読んで、私は不思議に思った。
まず、情報大国であるアメリカの大使がデモの呼びかけがあったその現場にその日その時間、“偶然に”居合わせたなどということは考えにくい。
 かといって、もし反米的な世論が言うとおりアメリカがデモをけしかけていたとしたら、その現場にアメリカ大使がのこのこと出かけていくなど、もっとありえないことのような気がする。
 それとも、この人は本当にのん気な人で、ただ野次馬根性で見物に出かけて行ったのだろうか?ご丁寧にアメリカ国旗を肩につけたジャケットを着て?アメリカ大使ともあろう人が?
 アメリカ大使館の回答にも、反米ネット世論の言い分にも、どちらにも納得できないものがある。不思議でならない。

 デモ、と言えば、日本の報道はまるで、中国では自由なデモさえ許されず、警官が大勢取り囲み、逮捕者まで出た、などとセンセーショナルに取り扱っているけれど、では、日本ではデモの自由があるのかというと…、あるのかしらん?確か許可制だったと思うのだけれど。名目は道路交通法とかなんとかで、事前にコースを申請しなきゃならないし、内容によっては許可が出ない…んじゃないかと思う。申請外のデモを無理やり決行したら、警察が取り囲んで逮捕する…んじゃないかと思う。私の認識が間違ってたらごめんなさい。

 デモとは違うけれど、数年前に、大阪の西成地区で日雇い労働者の暴動があった。暴動は三日間続いたのだが、私がテレビでそのニュースを知ったのは四日目、騒ぎが大きくなって報道を抑えきれなくなってからだった。へえ、今の日本で暴動?とびっくりしてよく聞いたら、もう三日間続いてる?と更にびっくり。それまでどうして報道されなかったのだろう、と。
 その時、インタビューされていた労働者の話が今でも強く印象に残っている。
 「ときたま、こうなるんやな。どうしようもなくなって、わーっと。だけど、結局、最後にはお祭り騒ぎみたいになって、しりすぼみになってしまう。自分たちの境遇を変えたいという強い気持ちがあって始めたはずなのに、それが現実を変える力にならない、何も変わらない、お祭り騒ぎでうやむやに終わっちまうんだ。」
 (これは本当は関西弁だったと思うのだけれど、上手く再現できない。こんなふうな内容だったということで。)

 話を中国に戻すと、今の中国では革命は起きないと、私は思う。いろいろと問題はあるだろうけれど、なんだかんだ言ったって今の中国はGDP世界第2位の国家なのである。破壊の混乱を覚悟してまで今ある体制をひっくり返さねばならないせっぱつまった必然性を、果たして今の中国国内でどれだけの人が感じているだろうか。
[PR]
by koharu65 | 2011-02-26 21:54 | 中国・中国語
 中国ドラマ、『カタツムリの家』の中で、またまた興味深いセリフがあった。私の一番好きなキャラクターであるたくましい老婆のセリフだ。

 立ち退きを命じられていた一家だが、いい条件を勝ち取るまでは絶対立ち退かないという老婆の提案に従い、周囲の家がほとんど取り壊されても、ひと家族だけがんばって居座っていた。電気も水道も止められ、取り壊し作業で砂ぼこりが舞い込む部屋の中で、いよいよ年の瀬がおしせまる。
 立ち退きを請け負った不動産会社の社長は、このひどい環境の中で一家が新年を迎えようというのを見て、さすがに気の毒に思った。そこで、老婆に、正月の間自分は田舎に帰るので、その間自分の部屋が空くから、そこで過ごしたらいい、と提案する。
 この申し出を老婆はにべもなく断わる。正月というのは“自分の家”で過ごすものなんだよ、と言って。社長が困惑しながら帰った後、嫁が老婆に尋ねた。
 「お義母さん、どうして断わったの?すごくいい話じゃないの。ちょっと休んで英気を養って、戻ってきてまた戦えばいいでしょう?」
 それに対して老婆は…、

-------------------
 
「人っていうのは、情にとらわれるものなんだよ。一寸の礼を示されたら、一尺の礼を返さなきゃならない。ちょっとした恩を受けいれてしまって、さらにその上で交渉事をしようったって、もう友達関係なんだからさ、友達同士で言い争うことなんてできやしない。
 さっき、あいつが自分の部屋を使ったらいいって言ったのは心からの親切で、何の交換条件もないってことは見て取れるよ。もしそれが見せかけの親切だっていうんだったら、居心地のいい部屋でしばらく過ごして、戻ってきたらまた手のひらを返したっていいさ。だけど、本当に親切にしてくれる人に対してね、その親切を受けておいて、手のひらを返すような真似はできないだろう?そんなことをしたら、こっちが道義に反することになる。
 利害の争いに、個人的な付き合いは持ち込めないんだ。わかるだろう?」
“人呐,是讲感情的。人家敬你一尺,你就还人家一丈。你要接受了人家小恩小惠,你再给人家讨价还价,那就是朋友嘞。是朋友,你还能计较啊。
我看得出这次他让我们去换房子住啊,他倒是诚心的,没有什么交换的目的。如果他是虚心假意,我到要去住他那个好房子几天回来继续跟他翻脸。可是人家呢,真是好心好意地让你去住,你又接受了人家的礼,你回来再跟人家翻脸,那就是我们不地道嘞。
利益之争啊,是不好讲私交的。晓得吧。”

-------------------

 この後しばらくして、老婆の素性が明らかになる。実は老婆はかつてそのあたり一帯の大地主の奥さんであり、由緒正しい家柄の出であった。それを知った不動産会社の社長も、「アイヨー、おれなんか足元にも及ばない教養のある家柄の血筋だったのか、道理で太刀打ちできないわけだ…」と恐れ入るのである。
 私も以前の文章の中で、老婆のことを最下層の人間には怖いものがないから…などと書いたが、彼女の怖いもの知らずは実は、最下層で暮らしているからではなく、もともと知識も教養もある上に、世の中がひっくり返る激動の中を生き抜き、上も下も酸いも甘いも経験し世事を知り尽くしたツワモノだからだった。

 それはさておき、この老婆のセリフは、実はドラマ全体の主旋律となっているんじゃないかと思った。
 このドラマの主人公である姉妹の妹の方は、政府の役人と不倫関係にあるのだが、初め彼女はお金を借りた代償として身をまかせたつもりだった。ところがそれがどんどん深みにはまっていく。金銭的な関係と愛情の境目が徐々に見えなくなっていく。
 姉の方の話も、マイホームを手に入れるという金銭的物質的な欲望と、夫と子どもと安心して一緒に暮らせる家族の居場所が欲しいという精神的な要求がごっちゃになってしまっているところからお話が始まっていた。
 さらに言えば、ドラマの中でしばしば現れる中国社会のコネと商売上の取引における便宜との関係。コネという情による繋がりが金銭的な関係と絡まりあうことによって、公平な取引や競争、発展が妨げられているという構図が見えてくる。
 うーん、やっぱり奥の深いドラマだ。

  我想老太太说的这些话就是这篇电视剧的主旋律。
  这篇电视剧的主角们之中,妹妹跟政府的干部有婚外情的关系,开始时她以为为了借的钱的补偿委身,可渐渐陷入感情的深渊,最后认不出了金钱关系与爱情的分界线了。
  姐姐的问题也是同样。她想买条件好的房子---这种金钱物质上的欲望与想要跟丈夫和孩子在一起的安安静静的生活地方---这种精神方面的需求混在一起了,问题都从这儿产生的。
  再说,剧里经常看见的是中国社会里存在的“关系”与交易上的方便的关联。因为感情(或恩情)的关系与金钱的关系紧密结合,妨碍公平的交易、竞争与发展,有这种构图。
  这篇剧,我觉得还是意味深长。


つづく

 
[PR]
by koharu65 | 2011-02-25 22:06 | 中国ドラマ『蝸居』
 今朝の朝日新聞に、ドコモが6月から発売する夏モデルの全機種について、SIMロックを解除できる機能を導入する、という記事が載っていました。(SIMロックとは、携帯電話が他の通信会社で使えないよう制限をかける仕組みです。)
 これらの機種を購入すれば、携帯の機器を維持したままドコモ以外の他の通信会社に乗り換えることができるようになるそうです。
 
 私自身は携帯電話のハードユーザーではありません。電話は緊急時以外はほとんど使用しないし、パケット通信は今まで契約すらしていなかったので、ひと月の携帯電話代はずっと1200円前後でした。(最近になってiPhoneを購入したので、状況は変わりましたが。)
 しかし以前から、携帯の端末機器と通信会社が別々に選べる中国のシステムのことを聞いていたので、日本の携帯電話における販売の仕方の不合理さには釈然としない気持ちを抱いていました。
 
 そして、その気持ちは私個人の感覚ではなかったのです。
 日本の携帯の販売方法についての特殊性・閉鎖性が日本の携帯端末機器メーカーの海外での競争力を低下させている、との分析に基づき、昨年あたりから、総務省が各通信会社に対してSIMロック解除を求めてきた、という話を聞きました。それに対して通信会社側が難色を示し、攻防戦を展開している、とも。
 それがようやく実現の第一歩を踏み出したわけですが、調べてみると、興味深いことがいくつかありました。

1.なぜドコモだけが?
 ネットワーク品質の良いドコモは、仮にSIMロック解除となってもユーザー流出の影響があまりないと予測しているそうです。逆にiPhoneにもロック解除を迫ることによって、iPhoneのユーザー(=ソフトバンクのユーザー)を自社に取り込もうというもくろみです。
 確かに私の周囲でも、ドコモが一番どこでも通じる、との評判です。もし、機種の好みがなかったら、通信の質だけで選ぶなら、ドコモが圧倒的に有利なのでしょう。
 そういう情況の中で、通信の質において遅れを取るソフトバンクの孫社長は、かねてから「iPhon、iPadはNTTドコモと戦うための武器。絶対に渡さない」と公言していました。
 今朝の朝日新聞でも、記事は下記のように締めくくられています。
…ソフトバンクモバイルの孫正義社長はiPhoneのロック解除には応じない方針を打ち出しており、SIMフリー対応については「1、2機種ぐらいからテストする」としている。

2.携帯端末機器の利用ルートの広がり
 そもそも、このSIMロック解除の目的は、“通信業者の意向に従うだけに見える国内メーカーを自立させ、世界進出を後押しするという意義”を持つそうです。
 この総務省のロック解除推進理由に対して、今まで日本独自のコンテンツサービスに対応する機種を盛んに開発してきたメーカーが、ロック解除に合わせて新たに開発方針を練り直さなければならず、更なる労力と費用を強いられる、という否定的な見方もあります。
 しかし、例えば中国などで、日本の携帯端末機器のデザインのファンが存在します。そうしたニーズ、市場に応じて、国内用の端末機器をそのまま輸出してもいいでしょう。
 それから、携帯の中古市場の可能性も広がります。まだ使える機器を壊して貴金属を取り出すだけでなく、そのまま再利用すればいい。よりフレキシブルで市場原理に基づいた端末機器の流通経路が開かれると思います。メーカーにとってはメリットの方が大きいと思いますが、どうなんでしょう?

3.ドコモだけがロック解除しても…。
 でも、結局、一社だけがロック解除しても、国内のユーザーにとってはすぐに何か大きな変化やメリットがもたらされるってわけではないみたいです。一方通行の自由化では、ユーザー側の実質的なメリットはあまりありません。相互乗り入れの融通の便を享受できてこそ、です。
 日本の携帯業界は、本音では、グローバリズムなんてものには興味がないのかもしれません。日本の市場で、既存の勢力だけで、パイを分け合って食べていければそれでいい、と思っているんじゃないでしょうか。

4.最後に、知りたいことがひとつ。
 海外で買ったiPhoneにドコモのSIMカードを入れれば日本で使えるようになるのかな?
[PR]
by koharu65 | 2011-02-21 21:39 | 雑感
 中国ドラマ『かたつむりの家(蜗居)』を、4分の3ほど見終わった。
 前回、リアルすぎて見るのが辛い、と書いた。感想が二転三転して申し訳ないのだけれど、後半になって、またがぜん面白くなってきた。
 マイホームを手に入れるため節約生活を続けた夫婦が、ようやくマンション購入までこぎつける。あとは建築中の建物の完成を待つばかりとなるが、その間に、夫が事件に巻き込まれ警察に捕まる事態が発生する。これは夫がアルバイトで個人的に依頼された設計に関わることで、妻は、自分がマイホーム購入に拘ったことが原因だとひどく後悔する。
 自分が夫の稼ぎが悪いと尻をたたいたからいけなかったんだ、夫が助かるためならマンションを売ったっていい、一番大切なのは夫なんだ、そもそも地元で両親や子どもといっしょにのんびりとした生活を送ってればよかった、と今までの自分の欲望が根本的に間違いだったことに気づく。
 こうしてストーリーだけ書くと、なんだか道徳的教訓のように思われてしまいそうだけれど、脚本(セリフ)と役者の演技がとてもよく、流れが自然だし、前半があまりにも殺伐としていたので、人の温かな感情のやり取りが見る者に安心感をもたらす。
 “善良な市民”である主人公夫妻の物語と平行して、不倫に走る妹とそのお相手の高級官僚との関係も、次第にお金だけの結びつきでない様相を帯びてくる。高級官僚がその若い女の子に惹かれたのは、彼女が、白血病で早世した大学時代のマドンナにそっくりだったからで、彼は彼女との関係の中に、自分の青春時代の面影を追っていた。一方、彼女の方も、結婚を約束した同世代のボーイフレンドよりも、年配の男の包容力のある落ち着いた態度に心から惹かれていく。
 損得勘定や欲望だけで動いているかのような前半のお話から、だんだんと、人の温かな感情や抜き差しならない繋がりを描くようになってくると、ドラマはずっと面白くなってきた。
 さて、結末は如何?


  我看完了中国电视剧“蜗居”全篇的四分之三。
  上次我在这博客上写过,“这部剧太现实了,看腻而够烦”。可是我后来看后半时,觉得越看越有意思。
  前半的故事表现的是把物质与欲望为主,这有点枯燥无味。不过后半慢慢开始描写人的温暖的感情与进退两难的人际关系,这就有意思了。
  还不知结尾如何。


つづく
[PR]
by koharu65 | 2011-02-19 17:24 | 中国ドラマ『蝸居』
 携帯をiPhoneに替えるために、ソフトバンクの代理店を訪れた。
 ソフトバンクの代理店とは、以前、喧嘩腰のやり取りをした苦い経験があるので、今度こそ負けるもんか、と思った。
 前の時は、携帯の契約形態があんなに複雑で理解しにくいものだとは全然知らず、軽い気持ちで出向いたのがいけなかった。知識も心構えもなかった。今回は、機種はiPhoneと決めているし、事前に既にiPhoneを使っている人から情報も仕入れた。契約するプランも決めた。準備万端、絶対に相手のいいなりにはならないぞ。
 若い女の子が、長いまつげをぱちぱちさせながら、にこやかに淀みのない説明をする。この笑顔が曲者だ。案の定、店員は従量制でなく、定額制のプランを勧めて来た。

 「自動更新とかで、知らないうちにネットに接続してて、結構使っちゃうんですよ。先日も従量制にしたお客様が来て、すぐに4000円超えちゃうって言ってらして。」
 「えっと、でも、ネット接続のスイッチを切って置けばいいんですよね?」
 「そうしたら、携帯も切れちゃいますよ。」
 (あ、そっか。電話の電源はいつも入れて置かなくっちゃ意味ないか…。)

 「フラット(定額制)の方が月々の割引がお得です。プランは途中で切り替えられますけど、でも、割引は最初の契約のままですので、途中からは適用されません。」

 揺らぐ自信。ちょっと不安になる。本当に従量制で大丈夫なんだろうか?

 店員が古い携帯のデータのバックアップを取っている間に、貰った資料をざっと読む。
 (あ、お店とか街中でWi-Fi(無線ラン)がただで使えるんだ!これは便利だ!うれしい。)
 「あの、このソフトバンクWi-Fiスポットって、無料なんですね?」
 「それはフラット(定額制)の方のみですから、お客様は使えません。」
 (え…?、私のプランでは使えないってこと?そうなの?)
 (彼女はまるであなたには関係ないとばかりに、はっきりきっぱりとそう言ったので、私はさらに突っ込んで聞く勇気を失った。)
 
 不安に襲われながらも、とにもかくにも、従量制で契約することに決めた。

 「本当でしたら、ここでいろいろ設定してさしあげるんですけど、設定をするにも、ネット接続して料金がかかってしまうので、ここでは何もしないでそのままお渡しいたします。ご自分でパソコンから設定してください。」
 (むむむ、なんか嫌味っぽく聞こえるのは気のせい?)

 最後に、彼女は
 「金額がすぐにいっちゃうので、本当に、くれぐれも気をつけてくださいね。」
と念を押し、更に私を不安に陥れた。

 さてさて、家に帰って、店員の話の内容を改めて調べてみた。
 まずは、店員はデータ通信のスイッチを切ってしまうと携帯の電源も切ってしまうことになると言っていた。しかし、実は、通話(電話)の電源スイッチと、データ通信(ネット接続)のスイッチは別にある。
 私は外出先でネット接続する必要がほとんどないので、データ通信のスイッチは基本的に切っておけばいい。自宅にいる時は、無線ランで自宅のパソコンと繋ぐ。そうすればメールの確認もネット接続も、自宅のパソコンの通信費でまかなえる。これで、たぶんパケット代は下限額を超えることがないと思う。(まだ1ヶ月経ってないので確認はしていないけれど。)
 もうひとつは、Wi-Fiスポットの件。本当に私のプランではWi-Fiスポットが無料で使えないんだろうか?
ソフトバンクのホームページを見てみると、3月末までは誰でも無料で使えると書いてある。それに、3月末までに「ソフトバンクWi-Fiスポット(i)」というのに加入すると、4月からも無料で使えるらしい。え~!それなら、早くそれに加入しなくっちゃと、と思って、ネットから加入の手続きを試みた。すると、申込みのクリックを押して初めて、契約プランをフラット(定額制)に変更する必要がある、というメッセージが現れた。
 つまり店員の言うことは正しかったのだが、3月末までは誰でも無料で使えるという情報は教えてくれなかったなぁ。

 そういえば、昨年上海に行った時、タクシー運転手にあの手この手で料金をごまかされたことを思い出した。なんだかんだと策を弄してなるべく多くの金を顧客から巻き上げようとするやり方は、大企業であろうと、ケチなタクシー運転手であろうとそう変わりがないのかもしれない。

 iPhone自体は、楽しい。なにしろ、使い心地がいい。操作性とか機能性がいいというのともちょっと違う。上手く説明できないけど、使っていてとにかく気持ちがいいのだ。ソフトバンクのセールス方法には釈然としないものがあるけれど、iPhoneを独占した手腕には感心せざるを得ない。
 もっとも、携帯本体と通信会社を別々に選べないという縛りが、この業界そのものの真っ当でなさ、を表しているように思うのだけれども。
[PR]
by koharu65 | 2011-02-17 21:15 | 雑感

iPod touch 水没の顛末

 愛用のiPod touchを便器の中に落としてしまった。完全水没。
 水の中で金属の色がキラキラと輝き、リンゴのマークがユラユラと、あざ笑うかのように揺らいでいた。
 水没したiPodはホーム画面でフリーズしたまま動かなくなった。電源ボタンを長押ししても全く反応がない。電源が切れない。そのうちに画面がすうっと暗くなり、ぱたっと切れて、うんともすんとも言わなくなった。
ネットで調べてみると、2週間ほど放置しておくと自然乾燥して回復する可能性があるらしい。一縷の望みを抱いて、しばらく待ってみることにした。

 12日後、充電器につないでみる。10分ほどして、乾電池のマークが現れた。ホーム画面もちゃんと出た。やった!…しかし指で触っても反応がない。タッチパネルの調子が悪いみたいだ。もう一歩、きっとあと1,2日で復活するに違いない。いったん充電器をはずす。
 13日目、もう一度充電器につなぐ。昨日と同じくホーム画面が現れた。操作してみる。動く!ちゃんと動く。狂喜乱舞。
 いろんな操作を確かめてみたが、何の支障もない。元通りだ。

 ところが喜んだのも束の間。まる一日はよかった。その次の日の夜、“バッテリーが少なくなりました、あと10%です”、という表示が出たので、充電しなきゃ、と思った矢先、ぱたっと動かなくなった。そして画面が消えた。しばらく充電器につないでみても、明かりもつかない。沈黙のまま。なんとなく、あ、今度はもういくら待ってもだめだろうな、と思った。なにしろ2007年製、第一世代のiPod touchなのだ。バッテリー自体が老朽化しているはず。それに追い討ちをかけるかのような水没。一時的に復活したのは、最後のお別れだったのかもしれない。私もこれで、きっぱりとあきらめがついた。

 余談だが、iPodも、せめて自分で蓋を開けることができたらいいのにと思う。そうしたら、短時間に乾かすことができて助かったかもしれないのに。iPodはバッテリーも自分で交換できない。例え蓋を自分でこじ開けたとしても、バッテリーはハンダづけしてあるので、自分でハンダづけできる人じゃないと交換できない。そりゃ、売るほうにとってはその方が都合がいいんだろうけど。家電でもなんでも、自分で修理しながら長く使う、っていうことができなくなってるのは残念だ。経済的なことだけじゃなくて、精神的に、物を修理して使うことには道具を生み出し使う人類としての喜びと充実感がある。現代社会では、その喜びがいやおうなく奪われてしまう。

 それはさておき、だいぶん前から、私は夫からiPhoneを買え買えと勧られていた。しかし古いiPodに愛着があったし、きっとそんな高機能の新しいものは使いこなせないし必要もない、猫に小判、豚に真珠だと、言い続けてきた。
 その最中にこのiPod水没事件が起きたのは、もしかしたら神の思し召しだったかもしれない。

 そんなわけで、私は鉄の斧を落として、金の斧を手に入れた(自腹だけど)。
 次回は、iPhoneの話。
[PR]
by koharu65 | 2011-02-14 09:06 | 雑感

水のある風景の夢

 時々、海や湖や沼の夢を見ることがある。無意識の海(或いは湖沼)のほとりに立っているのだと思う。そういう夢を見た後は、深く静かな海の底に行って帰って来たかのように、心が満ちて落ち着いた気分になる。
 足元に水がどんどん溢れてくる夢も悪くない。水の中に魚が泳いでいればいっそう素敵だ。一番いいのは広大な海の夢だが、それは滅多に見ない。

 昨日は沼を渡る夢を見た。
 異世界で冒険した帰りに沼を渡った。水の中には、緑の藻のようなものがたくさんあって、ふわふわする緑のカーテンを押しのけるようにして、腰ほどの深さの水の中を歩いた。私はその藻の陰に何かがいる気配を感じている。けれど、恐怖や不安は全くない。それは確かに妖怪で正体がわからないけれども、例えば河童のようなもので、親しみすら感じることができる。
 水はきれいじゃなかったし、妖怪もいたのに、目覚めたとき、やっぱり気分は落ち着いていて、いい夢だと思った。


  有时,我做大海或湖沼的梦。我想那是在表现我站在潜意识的大海(或湖沼)的岸边。做那种梦后,感觉像到很深的海底去一趟就回来,心很安静。
  脚下的水滚滚涌出来的梦也好。水里有鱼游泳更好。最好的还是宽阔的大海的梦,但这是难得做的。

  昨日我做啦跋涉池沼的梦。
  冒险了异样的世界后,我渡过了一个池沼回来。水里有很多绿色的水藻似的东西,我像推开摇晃的窗帘,走在腰那么深的水里过去。我有感觉在水藻后面有什么东西,可一点都没有恐怖或不安的感觉。那肯定是什么妖怪,不知它的本来面目,但像个河童似的,连对它可感到爱情。
  水并不干净又有妖怪,但我从这个梦醒过来时,心情很安静的。我想这是个好梦。
[PR]
by koharu65 | 2011-02-08 10:04 | 夢の話

新年快楽!


祝大家新年快楽 身体健康 笑口常開 万事如意!
c0173113_1154347.jpg

[PR]
by koharu65 | 2011-02-03 11:06 | 雑感
c0173113_1002365.jpg
《帰途》


c0173113_1003725.jpg
《観覧車のある夕景》


c0173113_1004611.jpg
《溶解》


c0173113_1005591.jpg
《ビルを横切る船》


c0173113_1082691.jpg
《月を抱く》


c0173113_1083538.jpg
《まなざし》

[PR]
by koharu65 | 2011-02-03 10:11 | 雑感