罪と罰
2008年 10月 27日
未来へのベクトルを持たぬ私を
過去が捉える
これは罰なのだろうか
私は罪を犯したのだろうか
いいえ、私は神を信じない
人は物質にすぎない
因果関係は頭の中で作り上げる妄想だ
現実は無造作に放り投げられた偶然の重なり
つまり私は神を信じないので
罪を認めないので
罰を甘受しないので
それで怖いのだ
生きていくことが怖い
病にかかることが怖い
老いていくのが怖い
死んでいくのが怖い
確かなものなど何もない
by koharu65
| 2008-10-27 22:15
| 詩