過去を振り返れば羞恥心に苛まれ、未来を想像すれば不安に襲われる。ただ道を踏み外さないように、足元だけを見つめて一歩一歩進むのが精一杯。だからせめて足跡を残そう。


by koharu65

声は聞こえど、姿は見えず

 毎年5月半ばを過ぎると、そろそろミカエルさん(我が家の庭に住むトノサマガエル)が現れるのではないかと気にかけるのだが、彼はなかなか姿を現さない。8月になって初めて顔を見せた年もあったから、まだまだなのかもしれないが、もうとっくにどこかにはいるはずなのだ。
 2週間ほど前から、あちこちで盛んにカエルの鳴き声がする。でも、それが庭から聞こえるのか、裏のアパートの辺りから聞こえるのか、少し離れた田んぼから聞こえるのか、見当がつかない。すぐ近くの軒下から聞こえるような気がする時もあれば、遠くの方から響いてくるように聞こえる時もある。
 それに、カエルの声であることは確かだけれど、それがトノサマガエルの声なのか、アマガエルの声なのか、ガマガエルの声なのか、判別はつかない。
 カエルの声は、雨を予告する。雲行きが怪しくなり、湿気た空気が漂い始める夕刻に、勢いを増す。さあさあ、おいらの出番だぜ、とでも言うように。

 ミカエルさんが今年も元気に姿を現すことを願ってやまない。




お知らせ:
生き物に関する記事をまとめた新しいカテゴリー《鳥、蛙、魚、犬、猫》を作りました。過去のミカエルさんの話もこの中にあります。

 



 
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by koharu65 | 2012-06-02 16:36 | 鳥、蛙、魚、犬、猫