エゴ
2007年 11月 02日
こういうドラマを見ると、すぐに我が身に置き換えて考えてしまう。タイタニックのようにまもなく沈没する船や高層ビルの火災、ドラマでなくとも現実の事故で、空港での煙の出ている飛行機からの脱出劇などでも同じである。
私は冷静に礼儀正しく他人を優先することができるだろうか?それとも人を押しのけてでも先に逃げようとするだろうか?
沈没せんとする船に最後まで勇敢に残る船長というのが理想なのだけれども、現実にはせいぜい、顔では平静を装っておいて、ヘリから垂れるロープに並ぶ順番になるべく早くつけるよう虎視眈々と機会を狙うずる賢い奴、といった役どころが関の山だろうと思う。